僕は、カキとカキが嫌いだ。
牡蠣は母親が好物で、幼い頃に3度も食あたりを起こしているのに、
懲りない姿を見て嫌いになった。
大人になって食べてみたが、わざわざ食べようとは思わない・・・。
柿は、実家の庭になってたジュクジュクのを、
婆ちゃんが頬張ってるのを見て嫌いになった。
ちなみに食べてみたが、食感がどうもダメだ。
味も中途半端な感じがしてた・・・。
先日、友人が柿をくれた。
まあ、寮生に振舞って自分は食べないでおこうと思ったが、
その柿があまりにも美味しそうに見えた。
ので・・・食べてみた。
「あれ、美味しいかも・・・」
昔は、甘いとか、辛いとかハッキリした味が好きだった。
柿は、果物にしてはそれほど甘味は無いが、
あの渋い感じが今は心地いい味だった。
これも大人になった証拠かな?
と、36歳にもなって改めて思ってしまった。
もしかしたら・・・
牡蠣も「美味い」と食べれるかもしれない。