今日は、大分まで米ぬかを取りに行きました。
自然卵養鶏のエサとして使う米ぬか。
軽トラに30袋積んで帰ってきました。
全部積んでから落下防止でロープで括るんですが、その縛り方が「万力」と呼ばれるものなんです。(確かそうだったと思います)
この縛り方は、前の会社にいた時に下請け業者の職人さんに教えてもらったものなんです。
その時は、「憶えておいて損は無いから・・・」と言われて、何度も失敗しながら教えて貰ったのをふと思い出しました。
僕の前の仕事は・・・
20歳そこそこの若造が、父親ほど歳の離れている”下請け業者”の職人さんに作業を指示して工事を進めていくものでした。
右も左も分からないのに、”元請け”というだけで上から指示する事に矛盾を感じてました。
当然、職人さん達の方がよく知っているので、穴だらけの僕の仕事にクレームや時に厳しい言葉を受けたりしました。
今にして思えば、本当にいい思い出ですし、ああやって叱ってもらえて幸せだったと思います。本当なら下請けの人は、立場上僕らに叱ることも無いんですが、温かい愛情があったからだと思います。
「あのまま仕事を続けていたら、今自分はどこまで成長できていたんだろう・・・」
ロープで万力縛りをする度にそんな事を思い出します。